座り仕事をしていると
今日は司法書士試験でした。受験生のみなさんお疲れ様です。
自分のときはどうだったかというのを思い出しているのですが、割と忘却の彼方だった坂口です、こんばんは。
しばらくは試験のことを忘れてゆっくりと時間を過ごされてはいかがでしょうか。
(本題)この仕事は基本座ってばかりです
司法書士というとどのようなイメージをもたれているのでしょうか。ずっと事務所に籠っているのを想像されているのかもしれません。
実はみなさんが思っている以上に動き回ります。
動き回るってどういう場面なの?
たとえば不動産の決済ですと決済場所(主に金融機関)に出向く必要があります。
また、状況次第ではありますが依頼者のところへ伺うこともあります。
移動手段は車がほとんどです。
中には電車などの公共交通機関を使っている事務所もあるでしょう。特に都心部はそれらが発達しているので、駐車場の問題などを考えると合理的です。
しかし、私が事務所を構えているところはそこまで発達していない地域ですから、必然的に車移動になります。
動き回っているなら座ってばかりではないと思われるかもしれません。
ですが上に書いたとおり移動は車です。
車の運転をしているときの状態を想像してみてください。
座っていますよね?
駐車場から多少は歩きますが、その程度です。
当然運動不足になります。
(しっかり別途運動をされている司法書士もたくさんいらっしゃるでしょうが)
事務所でも座り、車でも座り、更に訪問先も基本的に椅子に座ります。場合によっては座敷で正座です。
こう座ってばかりだと腰への負担が相当かかっていることになります。
腰痛に悩まされている司法書士は多いのではないでしょうか。
(想像の域を出ませんが)
ニュース・情報系サイトを閲覧していて、次のような椅子があるのを発見しました。
(http://gigazine.net/news/20140706-hermanmiller-embody-chairs/)
どうやら背骨のラインに沿った形をしていて身体への負担が軽くなるようです。
腰痛予備軍(ぎっくり腰をギリギリで回避している)の私にとって興味深い情報であり、少々真剣に読んでみました。
そして販売元のサイトに飛んだりAmazonで検索してみました。
(Amazonの検索結果が下になります)
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高い(まがお
もう少し余裕ができたら検討するということで、今回はブラウザのタブをそっと閉じさせていただきました。
腰痛回避の方法を模索することにします。
法律上の揉め事が起きたときの対応
以前使っていたブログの表示形式がイマイチ好きになれなかったので、こちらに移行しようかと考えている坂口です、こんにちは。
cssでカスタマイズできたのですが、どうにもしっくりこなかった。
こればかりは感性の問題なので、以前のサービスに欠陥があるというわけではありません。
(本題)揉め事が起きたときの対応について
いきなり喧嘩腰でいいの?
債権回収などをはじめ、様々なトラブルの相談をいただきます。
概ね相談される際には感情的になっているため、相手方への強い通知を希望されます。
もちろん状況によってはそのような対応をすることが最善のときもあるのですが、まずは話合いをする余地を作ることが大切だと思っています。
内容証明郵便を利用するということは
強い通知の代表格として内容証明郵便があります。名前を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
内容証明郵便を受け取るということは、最後通告に等しいと考えています。
簡単に言ってしまえば「これから喧嘩するからよろしく」という内容を送りつけていることと同じです。
喧嘩腰で臨んでしまうと
これから喧嘩するという内容の文章が送られてきて、話合いに応じようとする人間はかなり稀ではないでしょうか。
全ての場合において話合いによる解決が最善とは限りません。
和解というのは互いに譲歩する必要があるため、こちら側に非がなく二度と会わなくても問題ない場合においては全力で殴りにかかって(当然物理的に殴るわけではありません)回収を行うべきときもあります。
判決を勝ち取ったとしても
たとえば訴訟によって勝訴判決を得たとします。このとき相手方は素直に支払ってくれるでしょうか?
支払ってもらえない場合は債務名義というお札を用いた強制執行手続きをする必要があります。
当然この手続きにも費用が掛かります。
話合いで解決すると
裁判外和解(示談)や調停などの話合いによって解決を図る場合、お互いにどこかしら譲歩するところはあるものの、納得できないかぎり和解や調停による協議が調うことはありません。
つまり双方納得しているため、たとえば金銭の支払いについても強制執行手続きを経なければならない可能性がぐっと低下します。
専門家に相談することによって
当事者は感情的になっていることがあるため、話合いをするという発想にそもそも至らないケースがあります。または、話合いを行おうとして口論などになってしまうかもしれません。
上に記載してあるとおり全力で殴りにかかった方がいいときもありますが、まず最初は話合いを行うことにより場合によってはスムーズに解決することもあります。
専門家が入ることにより依頼者の不利益にならないよう配慮しつつ交渉(話合い)が可能になります。
相談することによって思いのほか感情的になっていたと気付くことがあるかもしれません。
(結論)
抱え込んでしまうとそれだけでストレスになってしまい、悪循環に陥る可能性もあります。
弁護士や司法書士事務所または法テラスや市町村の無料相談などに足を運んでみてはどうでしょうか。
事務所についても事前に相談料などの料金体系を確認できるはずです。
【相談すること=解決までの依頼をすることではない】のですが、不安であれば事前に「今回は相談だけでお願いします」と伝えておけば問題はありません。